カードローン

カードローンで収入証明書不要な5社!提出不要なケースや利用条件を紹介

カードローンを利用する際に必要となるのが「本人確認書類」と「収入証明書」。

本人確認書類を用意するのは簡単ですが、収入証明書の提出はなるべくなら避けたいところです。

収入に不安があって収入証明書を提出したくない方や、収入証明書を保管しておらず、提出できずに困っている方も多いのではないでしょうか。

本人確認書類は必ず提出しなければなりませんが、収入証明書はすべてのカードローン会社で必須なわけではありません。

特定の条件をクリアすれば、給与明細や源泉徴収票などの収入証明書なしでお金を借りられます。

今回は、カードローンの利用で収入証明書が不要なケースや提出不要で借りられるカードローン会社を紹介します。

Contents

収入証明書の提出不要な消費者金融カードローン5社をピックアップ

借り入れしたい希望金額が50万円以下または、他社借入との合計が100万円未満の場合でも、消費者金融によっては収入証明書の提出を求められることもあります。

借入額に関わらず収入証明書の提出を徹底している消費者金融もあるので、収入証明書の提出不要なカードローンで借りたい人は、収入証明書の提出が不要とアピールしているカードローンを選びましょう。

今回は収入証明書の提出が不要の消費者金融カードローンを5社ピックアップしました。

収入証明書不要に加えて、各社とも特徴あるサービスを打ち出しているので、ご自身に合ったカードローンを見つけてみてください。

アコムは借入合計金額100万円以下の場合に収入証明書不要で申し込める

アコムは借入希望額が50万円以下、または他社との借入合計金額が100万円以下の場合に収入証明書不要で申し込みできます。

項目 詳細
金利 3.0〜18.0%
利用限度額 800万円
申込条件 ・年齢20~69歳
・安定収入がある
担保・保証人 不要

「初めてのアコム」のCMでお馴染みのアコムは、初めての方におすすめの消費者金融です。

初めての方にアコムをおすすめする理由の1つは、アコムを初めて利用する方限定で、契約日の翌日から最大30日間利息0円になるから。

普通はお金を借りると、借りた日数分だけ利息を払います。

ですがアコムの場合は最初の30日間は利息なしで借入可能。

ちょっと借りたい方・お金を借りること自体が初めてで、お試しで利用してみたい方に最適です。

アコムが初めての方におすすめな2つ目の理由は、アコムが三菱UFJフィナンシャルグループの銀行傘下だから。

大手銀行である三菱UFJ銀行を筆頭としたグループの関連会社のため、安心感があるのです。

アイフルは借入額に応じて収入証明書が不要かつ原則として在籍確認の電話なし

アイフルもアコム同様、借入額に応じて収入証明書が不要。運転免許証などの本人確認書類だけで、借り入れができます。

項目 詳細
金利 3.0〜18.0%
利用限度額 800万円
申込条件 ・年齢20~69歳
・安定収入がある
担保・保証人 不要

アイフルの特徴として、在籍確認の電話なしで借り入れできる点にも注目です。

アイフル公式サイトには「在籍確認の電話連絡なし」と記載があり、原則、電話連絡での在籍確認が無いのが分かります。

申込みの時に、自宅や勤務先へ確認の電話がかかってくるのですか?

原則として、お申込の際に自宅・勤務先へのご連絡は行っておりません。

引用元:アイフル公式サイト「よくある質問」

カードローンの審査において在籍確認は必須。ほとんどの消費者金融では職場への電話連絡を行っています。

借り入れをしていることが職場の上司や同僚にバレる原因の1つが在籍確認の電話のため、できることなら避けたいものです。

アイフルでは、申込者の不安要因である職場への電話連絡なしで利用できる数少ない消費者金融。

かといって在籍確認を全く行わないわけではありません。

アイフルは原則として電話連絡ではなく、書類の提出によって在籍確認をしています。

アイフルの在籍確認を行うために必要な書類は「会社名が入った健康保険証」または「給与明細書(直近2か月分)」。

上記の書類がない場合には次の3つのうち、いずれか1点を提出します。

  • 雇用契約書
  • 源泉徴収票(直近のもの)
  • 会社支給の社員証

在籍を証明する書類を提出すると、在籍確認を書類審査で受けられます。

給与明細書のような収入証明書を用意できない方でも、会社名が記載された書類の提出で在籍確認が可能です。

アイフルでは原則として在籍確認の電話連絡はありませんが、例外として電話による在籍確認が行われるケースがあります。

確実に電話での在籍確認を回避したい方は、アイフル申し込み後、申し込み完了メールに記載されているフリーダイヤルに電話をしてください。

オペレーターに「職場に在籍確認の電話をしないでほしい」旨の内容を伝えると、書類で在籍確認が行われます。

プロミスは申し込みから契約までWeb完結・カードレスで最短25分融資

プロミスは申し込みから契約までWebで完結でき、カードレスなら最短25分で融資可能

なるべく早く融資を受けたいという方にはプロミス。

項目 詳細
金利 4.5〜17.8%
利用限度額 500万円
申込条件 ・年齢20~69歳
・安定収入がある
担保・保証人 不要

Web完結ならスマホやパソコンで簡単に手続きが終わります。審査の結果は最短3分でお知らせ。Webからの申し込みも最短3分で融資可能です。

さらにスピーディな融資を希望する場合は「瞬フリ」を利用するのもいいでしょう。

瞬フリとは、プロミス独自の振込キャッシングサービスで、最短10秒で指定口座にお金が振り込まれます。

もちろんプロミスの混雑状況や申込時間帯によっては、即日融資できないケースもあるので注意してください。

プロミスはWeb完結だけでなく、カードなしで利用できるのもメリット。

Web完結でも一般的にローンカードは郵送されますが、プロミスはカードレスで借り入れが可能です。

Webから申し込みをし、契約時に「カード不要」を選択すればカードレスで利用できます。

カードレスならカード紛失の心配がないですし、家族にバレる危険性も抑えられて一石二鳥です。

SMBCモビットはWeb完結を選択すれば在籍確認の電話なしで借りられる

SMBCモビットは在籍確認が必ずありますが、Web完結を選択すれば、職場への電話連絡はありません

SMBCモビットの基本情報は以下の通りです。

項目 詳細
金利 3.0〜18.0%
利用限度額 800万円
申込条件 ・年齢20~69歳
・安定した定期収入がある
担保・保証人 不要

Web完結以外の方法で申し込みすると職場に電話が来るので、電話を避けたい方はWeb完結を選択しましょう。

しかしWeb完結を選んだ場合、代わりに必要書類で在籍確認が行われるため、収入証明書が必要です。

Web完結申込をするには、4つの条件を満たさなければなりません。

  1. 三井住友銀行/三菱UFJ銀行/ゆうちょ銀行/みずほ銀行のいずれかに自分名義の口座
  2. 本人確認書類(免許証またはパスポート)の提出
  3. 収入証明書類(源泉徴収票や確定申告書など)の提出
  4. 勤務先を確認する書類(健康保険証や給与明細など)の提出

4つのうちどれか1つの条件を満たせばいいのではなく、4つすべての条件を満たすことが必須。

収入証明書不要でSMBCモビットを利用したい方は、電話での在籍確認を受け入れるしかありません。

レイクは5万円まで最大180日間無利息で借り入れできる

レイクは3種類の無利息サービスを提供しています。

5万円までなら最大180日間無利息で借り入れできるので、少額融資を希望している方にはレイク

項目 詳細
金利 4.5~18.0%
利用限度額 500万円
申込条件 ・年齢20~70歳
・安定収入がある
担保・保証人 不要

レイクの無利息サービスは、30日間・60日間・180日間の3種類。いずれも「新規契約者限定」です。

条件 無利息期間
・新規契約者
・契約額500万円まで
30日
・新規契約者
・Web申込限定
・契約額200万円まで
60日
・新規契約者
・5万円まで(借入限度額は200万円)
180日

アコム・アイフル・プロミスも30日間無利息サービスを提供していますが、無利息期間の長さはレイクがダントツです。

レイクの人気の秘密は、無利息期間が最大で180日間利用できる点にが大きく影響していると考えられます。

収入証明書不要なカードローンの利用条件は融資額がポイント

多くのカードローン会社は収入証明書の提出を条件に融資していますが、場合によっては収入証明書不要で借りられることもあります。

収入証明書を不要にする条件には、法律が大きく関わってきます。

カードローンを提供している会社は、大きく分けて消費者金融と銀行カードローンの2種類。消費者金融には貸金業法、銀行には銀行法が適用されています。

適用されている法律によって収入証明書が不要となる基準が異なるため、カードローンの中でも消費者金融と銀行の違いをみていきましょう。

収入証明書の提出なし借入額は消費者金融カードローンで50万円以下

アイフルやプロミスのような消費者金融は、貸金業法に従う義務があり、借入希望額が50万円を超えると収入証明書の提出が求められます。

希望額が50万円以下であっても、他社借入を合わせた融資額が100万円を超える場合は収入証明書の提出が必要です。

条件 収入証明書の提出
希望額50万円以下 不要
希望額+他社借入=100万円以下 不要
希望額50万円超 必要
希望額+他社借入=100万円超 必要

1社で50万円以下の借り入れをする場合と、他社借入を含めた借入合計が100万円以下の場合に限り、収入証明書の提出が免除されます。

他社借入がある方も、借入総額が100万円以下であれば、収入証明書不要でカードローンの新規契約ができるということです。

例えばA社から70万円の借り入れがある場合、B社での借り入れが30万円以下なら収入証明書は不要。

1社で50万円以下、または複数社で100万円以下の借り入れであれば、過剰な借り入れの危険性は低いと判断されます。

少額の借り入れ借り入れとして扱われるため、収入証明書で年収をチェックしなくても問題ないのです。

ローンの中には、他社借入にカウントされないものも存在します。以下のようなローンは他社借入に含まれません。

①不動産購入のための貸付け(いわゆる住宅ローン)
②自動車購入時の自動車担保貸付け(いわゆる自動車ローン)
③高額療養費の貸付け
④有価証券を担保とする貸付け
⑤不動産(個人顧客または担保提供者の居宅などを除く)を担保とする貸付け
⑥売却予定不動産の売却代金により返済される貸付け  など

引用元:日本貸金業協会公式サイト

上記のローンを含めずに借入総額が100万円未満であれば、収入証明書不要の借入が可能です。

借入総額が100万円を超えた場合でも、他社借入の金額を誤魔化して申告してはいけません。

嘘の申告はバレてしまいますので正確に申請しましょう。

消費者金融はお金を貸し付ける際に、信用情報の照会をするよう法律で義務付けられています。

申込者の借入履歴は審査で必ず確認されるので、誤魔化しても意味がありません。

借入総額が100万円を超える場合は収入証明書不要でお金を借りられないので、後述する収入証明書の入手方法を参考にしてください。

銀行カードローンも融資額50万円以下なら収入証明書は不要

消費者金融には貸金業法が適用され、融資額が50万円以下なら収入証明書不要です。

一方、銀行には銀行法が適用されるため、貸金業法のルールの対象外。融資額50万円以下という条件は当てはまりません。

収入証明書の提出に関する条件に従う必要がない代わりに、各銀行が独自の基準を設けています。

2017年までの銀行カードローンは、融資額が300万円までなら収入証明書の提出が不要でした。

消費者金融では50万円までなのに対して、大幅な金額の開きがあります。

収入証明書を出したくないけれど高額融資を希望する方からすれば、300万円まで収入証明書不要の銀行カードローンは魅力的だったはずです。

しかし過剰な借り入れが問題となり、2018年の1月に銀行の自主規制が始まりました。

銀行も消費者金融と同じく、融資額に応じて収入証明書の提出を求めることになったのです。

現在ではどこの銀行カードローンも「50万円以上の場合は収入証明書の提出が必要」としています。

消費者金融と銀行の提出条件の大きな違いは、他社借入を加算するか否か。

銀行は他社借入を加算しません。

消費者金融では、他社借入との合計金額が100万円以上でも収入証明書の提出が必須です。

対して銀行は、他社借入があってもなくても融資金額が50万円以上の時のみ提出を求めます。

消費者金融と銀行を比較すると、銀行の方が利用しやすそうですが、銀行の審査は消費者金融よりも厳しいです。

他社借入金額が多いと、希望する金額で契約できないリスクがあります。

収入証明書が不要になる条件を決めている銀行カードローン3選

銀行はそれぞれ独自ルールを設け、収入証明書が不要になる条件を決めていますが、現在では消費者金融と同様の融資基準に設定しています。

今回は収入証明書不要の銀行カードローンを3つ紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

バンクイックは三菱UFJ銀行のカードローン

バンクイックで収入証明書が必要なのは、利用限度額が50万円を超えた場合のみ。50万円以下なら提出しなくて大丈夫です。

バンクイックの申込条件は4つ。

  1. 20歳〜65歳未満
  2. 国内に居住する個人の方
  3. 安定した収入がある方
  4. 保証会社(アコム(株))の保証を受けられる方

バンクイックは、大手銀行の一つである三菱UFJ銀行が提供するカードローンだから安心感があります。

全国各地にATMが設置されているため、借り入れや返済時に困りません。しかも三菱UFJ銀行ATMと提携ATMのすべてで手数料無料。

借入時も返済時も手数料を払わずに済みます。

利用限度額は10〜500万円。金利は1.8〜14.6%と銀行ならではの低さです。

三井住友銀行のカードローンは低金利の銀行系カードローン

三井住友銀行のカードローンも、限度額が50万円を超えた場合に収入証明書が必要です。

申込条件は下記の3つ。

  • 20歳〜69歳
  • 安定した収入がある方
  • SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証を受けられる方

三井住友銀行の口座やキャッシュカードを所有している方は、Webで申し込みから契約まで完了させられます。
※三井住友銀行の口座なしでも申し込み可能

金利は4.0〜14.5%で、バンクイックよりも上限が0.1%低いです。

借入金額が低いと上限金利が適応されるため、少額融資を希望する方は上限金利の低い三井住友銀行のカードローンが適しています。

例えば三井住友銀行のカードローンで100万円以下の融資を受ける場合、金利は12.0〜14.5%が適用されます。

バンクイックで100万円以下の融資では、13.6〜14.6%です。

自分の借入希望額では何%の金利になるのかを事前にチェックするといいでしょう。

楽天銀行スーパーローンは低金利のネット銀行カードローン

銀行カードローンは収入証明書の提出が必須のところが多いですが、ネット銀行は大手銀行ほど厳しくありません。

消費者金融ほど収入証明書不要に積極的ではないものの、一部のネット銀行では収入証明書不要で対応。

楽天銀行スーパーローンの公式ホームページには以下のような記載があります。

ご利用限度額100万円以下をご契約の方に限り、収入証明書のご提出は原則不要です。

※ご利用限度額100万円以下の場合でも個人事業主および法人代表者の方は収入証明書が必要となります。

※主婦の方(ご利用限度額50万円)は、収入証明書のご提出は不要です。
引用元: 楽天銀行スーパーローン「商品概要説明書」

会社員やパート・アルバイトの方で、利用限度額が100万円以下であれば収入証明書不要です。

個人事業主や主婦は条件が異なりますので、注意しましょう。

楽天スーパーローンの申込条件は次の4つです。

  1. 満20歳〜62歳(パート・アルバイト・専業主婦の場合は20〜60歳)
  2. 日本国内に居住している方(外国籍の方は、永住権または特別永住権をお持ちの方)
  3. 毎月安定した定期収入のある方または主婦の方
  4. 楽天カードまたはSMBCファイナンスサービスの保証を受けることができる方

利用限度額は500万円で、10万円単位で選択できます。消費者金融のように無利息期間はありませんが、金利が4.9〜14.5%と低いのが魅力です。

カードローンの契約後は、借入金額に関係なく定期的にメールで収入証明書の提出を求められます。

契約期間が3年以内なら収入証明書を提出しなくても大丈夫ですが、3年以上経っている場合は提出が必要です。

3年も経つと、年収や返済能力が変化している可能性が高いですよね。

過剰な貸付にならないか確認するために、3年ごとに収入証明書の提出が求められのです。

契約済みだから催促されても提出しなくていいと思わずに、3年経っていたら収入証明書を必ず提出しましょう。

収入証明書不要でカードローンを利用するときの注意点

借入希望額が50万円以下・他社借入と合計で100万円以下の条件をクリアしているのに、収入証明書の提出が求められるケースも。

条件を満たしていても収入証明書の提出が必要になる場合とは、一体どのようなときなのか説明していきます。

50万円以下でも収入証明書不要にならないことはある

借入希望額が50万円以下であれば、必ず収入証明書が不要になるわけではありません。

消費者金融・銀行カードローンともに、50万円以下の借り入れでも収入証明書が必要になる場合があります。

そもそも収入証明書提出の目的は、返済能力を確認するためです。収入証明書不要の場合、勤続年数や信用情報などで返済能力をチェックされます。

確認の結果、返済能力に問題があると判断されると、収入証明書が必要になるのです。

消費者金融も銀行も審査基準は非公開。どのように返済能力を判定しているかは分かりません。

下記に当てはまる方は、50万円以下でも収入証明書不要にならない可能性が高いです。

  • 他社借入額が多い
  • 仕事の在籍期間が短い(目安は3ヶ月未満)
  • 申し込み情報が正しくない

どれか1つでも当てはまると、収入証明書が必要です。

他社借入額を減らしてからカードローンを申し込んだり、申し込みを延期するなど、できることから対策を立てましょう。

雇用形態によっては収入証明書不要にならないことも

返済能力があると判断されるには、安定した収入が不可欠です。

正社員であれば毎月決まった額を給料として受け取るため、収入証明書が不要になりやすいといえます。

雇用形態がパートやアルバイトになると、毎月のシフトによって収入額にバラつきがあるので、収入証明書の提出を求められる確率は高いです。

会社に雇用される立場にない自営業や個人事業主の方は、希望借入額に関係なく収入証明書の提出を求められます。

収入が不安定なため信用度が低く、返済が滞る危険性があると判断されるのです。

また自営業や個人事業主の方は、収入証明書なしで安定した収入を証明することが困難。

しかも実際は収入を得られていなくても、個人事業主を名乗ることはできます。

カードローン会社は貸し倒れのリスクを回避するため、自営業・個人事業主に対しては収入証明書を求めるのです。

収入証明書不要でも年収は正確に申告しよう

収入証明書を提出しないなら、年収を多く申請してもバレないだろうと思うのは間違いです。

確かに収入証明書は年収を確認する目的で提出を求められますが、他の情報からも年収の予想はできます。

収入証明書不要で審査を行う際は、申込者の職業・雇用形態・勤続年数などといった様々な情報を調べます。

審査担当者もプロですから、職種ごとの大体の年収は把握しているはずですし、データも豊富にあるでしょう。

総合的に判断して予想した年収と、申告された年収に大きな開きがあれば、審査担当者は申込者に疑いの目を向けます。

例えば年収100万円のアルバイトが年収400万円と申告したら、事実確認のために収入証明書を求められる可能性が高いです。

申告された年収が本当に正しいのかを判断するには、収入証明書が必要。提出を求められます。

カードローン会社は申込者を信用して融資してくれます。自ら信用を失うような行動をとってはいけません。

少しくらいなら年収を多めにしても大丈夫と考えず、正確に申告しましょう。

カードローンで収入証明書が必要になったら?

収入証明書不要のカードローンに申し込みしても、提出を求められることはあります。

予定外に収入証明書が必要になったら、何の書類をどこで手に入れればいいのでしょうか。

雇用形態別に収入証明書の種類と入手場所をまとめたので、参考にしてください。

会社員・バイト・パートの収入証明書と入手方法

収入証明書として認められるのは、給与明細だけではありません。以下の書類が収入証明書として提出可能です。

収入証明書の種類 入手方法 注意点
源泉徴収票 勤務先が発行 勤務先会社名記載のもの
最新のもの
給与明細書 勤務先が発行 勤務先会社名記載のもの
直近の連続2カ月分
支給年月記載のもの
納税通知書 役所が発行 収入額が記載のもの
最新のもの
課税証明書(所得証明書) 役所または税務署が発行 最新のもの
収入金額が記載されたもの

一番手に入りやすいのは給与明細書ですが、直近の連続2ヵ月分でなければなりません。

給与明細書を捨ててしまった方は、源泉徴収票や納税通知書を用意しましょう。

納税通知書や課税証明書は、お住まいの市町村にある役所で交付してもらえます。

古い収入証明書を提出しても受理されず、再提出を求められます。いずれも最新のものを提出してください。

自営業・フリーランス・個人事業主の収入証明書と入手方法

会社勤めでない方は、確定申告書をはじめとする収入証明書を用意しましょう。自営業やフリーランス、個人事業主の収入証明書は以下の5つです。

収入証明書の種類 入手方法 注意点
確定申告書 税務署が発行 最新のもの
税務署印が押印されているもの
青色申告決算書 税務署が発行 最新のもの
税務署印が押印されているもの
収支内訳書 税務署が発行 最新のもの
税務署印が押印されているもの
納税証明書 役所が発行 最新のもの
収入額が記載のもの
課税証明書(所得証明書) 役所または税務署が発行 最新のもの
収入金額が記載されたもの

確定申告書・青色申告決算書・収支内訳書は、確定申告の際に税務署に提出したものの控えです。

直近に提出したもので、税務署の印が押されていれば受理してもらえます。

まだ確定申告をしたことがない方は、納税証明書か課税証明書を調達しましょう。